2012年2月22日

機種比較(5) 日立アロカメディカル TCS-172B

めじろ台2丁目のホットスポット測定をもとにRadiと八王子市のアロカTCS-172Bをグラフで比較した。


比較した元のデータ
除染前・・・2011年12月20日の立会測定
除染後・・・2012年1月23日、2月9日の立会測定

注:1月10日の市の除染se-8,9の数値に対するRadiの測定のみ1月11日。それ以外はすべて立会として同時に測っている。



Radi×アロカTCS-172B比較



12月20日除染前Radi×アロカTCS-172B×TERRA比較

2012年2月9日

めじろ台2丁目 八王子市の除染に至るまで

2012年1月23日八王子市除染
計測地:めじろ台二丁市道
年月日:2011年11月~2012年2月  


計測方法:設置後1分10秒放置。1分ごとに4回測定し平均を出した。
 計測高さ:地上5㎝  単位:μsv/h 
最大値:0.643μSv/h







【測定資料】 

【めじろ台2丁目除染早わかりマップ 】2012年2月9日現在
【Radi20か所除染前後数値比較】2012年2月9日現在
  
【35か所測定記録写真ファイル】2012年2月9日現在

【八王子市のHP】に記載されていない場合はこちらへ電話





【測定経過】 
◆Radiで測定
最高値0.643μSv/hの駐車場

・11月6日、めじろ台2丁目市道の測定を始めた。
・11月8日八王子市が第19回東日本大震災対策後本部会議で目標とする線量、0.24μSv/h以下(年間1mSv以下)を超える値が検出された場合の除染を決めた。
・12月6日、この時点では市の測定器とRadiのどちらが高い数値を出すのかは不明だったため、念のためRadiで0.15μSv/h以上だった90カ所余りの汚染個所を地図にまとめた資料をもとに、市道の管理者である道路補修センターと共に、測定した個所を現地で確認した。市の測定の際にはDOSERAE2は高線量で数字がふらつくことがあるためアロカTCS-172Bで測ることをお願いした。
・12月8日、新たに数か所の汚染を発見し、97か所と訂正して地図と測定値のデータを道路補修センターへ提出した。 
・・・97か所測定写真アルバム
・・・Radi測定結果

 

◆八王子市測定の市民立会
12月20日、筆者が参加できず市民に立会を呼び掛け八王子市の測定が行われた。97カ所の中から、通報者の測定値が0.25μSv/h以上であった場合市が確認の測定をするという新しい規定で篩に掛けられ、この日アロカで確認する測定個所は35か所に絞られた。 

 測定結果からRadiはアロカTCS-172Bよりも高い数値が出ることが分かったため、安全側の測定になった。と言っても、除染に漏れた汚染は放置されたままなので何も安全ではないことは今までと変わらない。また参加した市民の黄TERRAはGM管でアロカよりも低めの数値をだした。
東京新聞2011年12月21日に掲載された
 結果アロカTCS-172Bで0.25μSv/h以上になったのは20か所となり、1月に除染することが伝えられた。 
・・・2011年12月20日測定結果



◆八王子市2カ所の試験的除染の実施
2012年1月11日、八王子市に除染の件で問い合わせると、前日10日に市の試験的除染が2か所で行われたと事後報告があった。本格除染の前に汚染の量を把握するために環境保全課と道路補修センターで測定と除染を行ったということだった。除染の状況は市の報告写真の通り、水撒き後、シャベルなどで汚泥をバケツに集め、デッキブラシで洗い流している。
 昨年12月14日に公表された環境省のガイドライン(2-39~2-41参照)より、このあたりは山田小学校の通学路のため地上から50センチの測定が行われたということだそうだ。
・・・2012年1月10日八王子市測定結果




◆八王子市5カ所の除染の実施
1月23日、筆者不在のため再び市民に呼び掛け市の除染の立会として測定した。当日は始まる時間直前に雨が降り、試験的除染の工程の水撒きを省いた形になった。 
除染前測定⇒シャベル、ほうきで除染⇒除染後測定。
 除染の始まった時間が遅く、天気は下り坂で5か所のみ除染が完了した時点で終了。この日夜から関東地方は大雪となり、翌日予定していた残り13か所の除染は雪が溶けるまで保留となった。

除染前の測定
 ・アロカTCS-172Bの測定方法に疑問を持った人もいるだろう。感知面を横向きにして測定している。方向特性は真後ろでない限り変わらない。(東京都TCS-172B取説)
  
 ・放射線は距離の二乗に反比例で点線原から離れると数値が減る。 このような汚染が点線原とまでは言わなくとも実際にずれると数値が大きく変わることを注意したい。
 
箱の中をのぞいた写真
 ・紺色の箱に入っているのはTA-100U。この機種は感知する面が真上にあるため、底の抜けたペットボトルの中に5㎝の高さで逆さまに立て、鏡に映し出された逆さまの数字を読めるようにしてある。
 点線原の場合、方向特性がある感知面の向きは数値に大きな影響がある。Radiは方向特性がない。


バケツは20リットル、ビニール袋に入れる

ほうきで集めてバケツへ入れて終了。水で流さない。
除染後の測定
  ・徐々に市民の線量計が線源に近くなっていく。市民が測るうちに積極的になって、終わるころには別人のように変身してしまうのは興味深い。

 
   ・道路補修センターは環境省ガイドラインと従来の東京都からの測定5㎝の両方のデータをとっていた。これだけの汚染も50㎝離れると数値は半分くらいに落ちてしまうため環境省の原則的な除染基準、50㎝で0.23μSv/hを下回ってしまうのがほとんど。 0.4μSv/hを超える汚染をこのまま放置するにはあまりにも不安定で身近すぎる。


 ・ 個人的には雨上がりの市の除染よりも晴れた日の住民のほうき掃除のほうが危険を感じるが、職員には環境省ガイドラインにあるような除染の際に住民に放射性物質の危険性を周知させるような注意があってほしかった。

 ・除染されない放射性物質についても、未だ何の指示も周知も注意もない。 
 3か月近くにわたりホットスポットを測定してきて、同じ場所でもかなり数値が変化していたことが分かった。それだけ放射性物質は浮遊し飛散しては雨で堆積することを繰り返しているのではないのだろうか。





◆八王子市残り13カ所除染の実施
2月9日筆者不在のため再び近隣住民の除染の立ち合いで測定した。時間削減のためか、除染前の測定は2か所を除き行われず、除染⇒除染後測定となった。昨年12月20日の測定をもって除染は決定されていたということだろう。また前回の環境省除染基準の50㎝測定は行われなかった。

洗車ブラシの登場!

除染後測定

長い範囲でたまった汚泥の除染


最高値だった個所の除染


洗車ブラシはこのように使われた

雑草をノコギリで切る


除草しながら除染

除染後測定




駅前の建物の屋根から落ちる樋、土はなくコンクリートは乾いている。除染前はRadiで0.211μSv/h、12月の通報時より既に0.1μSv/h下がっていた。
少量の水で擦る
擦って布でふき取ったが、数値は逆に上がってしまった。除染後はRadiで0.228μSv/h
・・・2012年2月9日測定結果
・・・2012年2月9日八王子市測定結果




【この測定を始めたきっかけと感じたこと、汚染の行く先】
 この一連の測定について、私はめじろ台だけがきれいになってほしかったわけではない。八王子市主催の測定でホットスポットが全く見つかっていないことへの疑問、その後八王子市が決めたの除染について行政がどの程度現実的に考えているのか知りたかったから。除染されるその日まで、私は最終的に市は除染はできないものと思っていた。
 除染といっても取り除かれる側と集められる側がある限り、消えるものではないし、北野の保管所がいっぱいだったことはこのブログでも紹介していた。行き先がわかった以上除染=安心・安全の代名詞ではなくなってしまったのはみな同じではないだろうか。
 浮遊する放射性物質よりは集まって密封され管理されているほうが安全だし、ここまでは誰も疑問を持たないと思う。現在めじろ台から持ち運ばれた汚染は北野の住民からの苦情で処理場には運ばれておらず、道路補修センターの資材置き場に置かれているという。
 昨年10月13日の東京新聞に載った多摩地区の焼却汚泥を東京湾埋立にするというニュース、下水道局広報サービス(電話03-5320-6511)の話しによると、小宮町の水道局の流域水再生センターのものは10月27日から東京湾に埋め立てている。北野処理場は市の独自の施設でこちらもそろそろ大田区に埋め立てられることで進んでいるそうだ。 汚泥は各センターからタンクローリーで汚泥処理施設、南部スラッジプラントへ運び、風で飛ばないよう水とセメントを少量混ぜ粒状(指でつぶれる程度)のものを作り(HP写真)埋立地へ運んでいる。 
 23区は5月からすでに埋め立てており、リサイクルに廻っていた焼却汚泥の70%も全て埋め立てている。埋立地は下水道局と清掃工場とで区画され管理されているそうだ。水を含んだ状態で蓋付ダンプで運び、荷降ろし、平滑にして土を被せ、再び荷下ろしサンドイッチ状にして埋めていると言う。外側の構造は東京都環境局HP、埋立地のパンフレットに紹介されているようだ。(現在フリーズして見れない・・・。)
 今回の堆積汚泥は下水道施設の焼却汚泥ではないため扱いが違うらしく、東京湾には行かないようだが、八王子市は保存場所をはっきりとさせていない。北野処理場の焼却汚泥が2月中には東京湾に持ち運ばれ、空いた倉庫に保管されるのではという話も聞く。
 ホットスポット発見が全くない市の測定と同じことで、市は保管場所を隠すことで市民の不安を取り除くことができるのだろうか。
 北野の処理場は将来館町へ移転の計画があるようだ。 放射性物質はいつ自分の町へ集められるかもしれないと思うと、どのように保管するか情報公開しない市へ一存するのは不安だし、遠くの話で関心がないとは言っていられない。
 個人的には巨大な設備投資で危険なものを1か所に集めるより、めじろ台2丁目の地中どこかに密封管理すればいいのではないかと思っている。
 



環境省ガイドライン第2編より抜粋






2011年11月28日

砂場の砂、どうする?

文科省の調査からも中部、関東以北はほとんどの地域でセシウムの沈着が確認されている。

幼児たちが遊ぶ砂場、幼稚園などによっては普段から砂を入れ替え換えているとこともあるという。八王子市が行っている教育施設などの放射線の測定を見ると砂場で0.13μSv/h出ているところもある。少しでも子供の放射線被ばく量を下げる努力をするならば入れ替えることも必要なことだと思う。


 砂がどこで採取されて運ばれてくるのか調べてみた。独立行政法人産業技術総合研究所平成18年度骨材資源調査報告書によると都内や関東や福島より上の東北各地から陸路で運ばれてくるものと、船の運搬で九州四国などから運ばれてくるものがある。野菜のように産地が書いているわけではないので、そう簡単には判別できない。また震災前から外部に置いてあることなども考えると、測ってあるものを確認して買うのが一番早いだろう。

社団法人日本砂利協会に問い合わせてみた。(03-5283-3541)
Q: 協会で放射線を測っているか
A: 仕入れは組合が把握している。国に基準がないので協会としては測定をしていないが、独自に測定をしている業者はある。

東京には協会に登録している業者がないため、放射線の測定をしている大手2社を紹介してもらった。 
第一石産運輸(生産統括部:埼玉県熊谷)048-584-5695
Q: 幼稚園の砂場に使う砂など、放射線を測っているか。
A: 順に測定はしているが現在まで未検出、天然砂まで測定が終わっていない。25Bq/kg下限検出限界値の測定ではあるが、要望があれば測定して出荷できる。荷降ろし以外に入れ替え作業も要望があれば対応できる。


西部建材(生産部:埼玉県所沢)048-2991-3288
Q: 幼稚園の砂場に使う砂など、放射線を測っているか。 
A: 空間線量測定を外部機関に依頼した。測定結果はFAXで送信できる。ベクレルは検査していないが、検査のための少量の検体を譲ることはできる。
 FAXしてもらい確認した。検体の量は未確認。
  測定器:アロカTCS-161,SN 26R905 
  測定日:平成23年9月16日
   10回測定平均値  粗目砂 0.046μSv/h
              細目砂 0.048μSv/h
              バックグラウンド 0.045μSv/h

ちょっとこれでは判断しずらい・・・。まだ測定している業者は少ないという話だが、なるべく大手の業者には業界をリードしてもらいたいという思いも込めて、測定を希望する声を届けていけば業者も考えていくのではないだろうか。




 数値が変らないのであれば、洗浄することも考えられるのではないだろうか。雨水で流されてホットスポットができるくらいだから、緩やかでも水道水にさらせば数値は落ちそうな気がする。

2011年11月25日

市の除染基準0.24μSv/hとは



 11月14日に測定して見つかった汚染、自治会の動きが見えないので八王子市に問い合わせた。放射線相談窓口(042-620-7283)








Q: 近所で0.3μSv/hが見つかったが、除染してくれるのか 
A: 市の管理する道路であれば、アロカTCS-172Bで測定し0.24μSv/h超えていれば除染する。

Q: 0.24μSv/h以上の汚染はたくさんあるが、 まとめて測定して除染してもらえないか。
A: そのような対応はしていない。通報があって市が測定して確認し、0.24μSv/h超えていれば除染するが、それ以外は除染しない。


Q: 0.24μSv/h超えていると通報できるのは線量計で測ることのできる人だけになるが、それぞれの線量計が市の線量計と同じ数値を出すことはない。標準線原のようなものを作ってその数字に合わせて通報するほうが出戻りがなくて市としてもやりやすいのではないだろうか。
A: そういう話があったことは伝えておく。線量計の種類に構わず0.24μSv/hが検出されれば、市は測定に行く。

Q: 測定の時に立ち合いたいので、連絡がほしい。
A: 市はそのような対応はしていない。


話の中でガイガーカウンターとシンチレーションの数値の癖などは担当者は把握していないようだった。どこの国のものですか、と聞かれたが、意味のない質問のように思える。一つの機械で測らないと、というのはわかるが、現実は市の教育関連施設の測定は米国製DOSERAE2の測定値で、12か所の公園は日本製アロカTCS-172Bを使用している。DOSERAE2で0.24μSv/hを越えなければ、教育施設もアロカでチェックすることがないということだと思うが、それで納得した。どんな線量計でもいいと言ったのだから、0.24μSv/h超えたら通報させてもらうことにする。


空間線量0.24μSv/h超える値が検出された場合の除染の実施は11月7日、第19回東日本大震災対策本部会議で策定された。
このような市の決定についてどれくらいの市民が周知しているのか疑問。市のホームページで会議の議事録までいきつける人がどれくらいいるのだろう? この会議、不定期で開催されているという。出席者は市長、副市長、教育長、各部の部長のみで、決定された事項は議員にFAXされているようだ。参考:八王子市組織機構図
尚、放射線測定についての市の動きについては陣内やすこ市議会議員のホームページ に時間軸で分かりやすくまとめてある。


八王子市ホームページ⇒東日本大震災に関する情報⇒震災関連情報⇒東日本大震災に関する本市の対応状況⇒第19回東日本大震災対策本部会議を開催(平成23年11月7日)
議事録、2(3)除染ガイドラインの策定について

2011年11月14日

めじろ台2丁目周辺

計測地:めじろ台二丁目 
年月日:2011年11月14日  
時間:14時
天気:曇り

計測方法:設置後1分10秒放置。1分ごとに4回測定し平均を出した。
 計測高さ:地上5㎝  単位:μsv/h 
最大値:0.426μSv/h



【計測地背景】
八王子市が0.24μSv/hを超える汚染物の除去を決めた。決めてくれれば測りやすい。起伏のある低層住宅街の道路脇。坂を下って砂や泥がたまったところを探して測った。


【まとめ】
道路は延々と続きキリがないけど、町会単位で探せばいつかは測り終えることができるのでしょう・・・。0.24μSv/h以上はいくつも見つかる。地図で測定計画し、ある程度の人数で測らないと効率が悪い。除染は水をまくようにしないと、細かい砂が舞い上がるので危険。市が除染をするまで近所の住民は触らないほうがいい。数が多そうなので自治会単位でまとめたほうがいいと思う。


【発見】
雨水だけでなく、平らに見えるところに砂がたまって風が運んでいるようにも見える場所がある。





1.二丁目  14:10   
平均値0.165






2.二丁目  14:17   
平均値0.170 




3.山田町  14:25   
平均値0.329


 

4.二丁目  14:33   
平均値0.243





5.山田町  14:40   
平均値0.365
  




6.二丁目  14:50   
平均値0.426





7.二丁目  14:58   
平均値0.221

2011年11月10日

脱水汚泥で砂遊び?

黒須市長の11月1日のメルマガ『夢ハチメール』より抜粋・・・
本市の空間放射線量は、測定開始以来、低い数値で安定していますが、側溝などでは雨により集められた放射性物質により、周辺よりも高い数値を示す、いわゆ るホットスポットの存在も危惧されています。こうした現状を踏まえ、本市では今月から市内小中学校、幼稚園、保育園など教育関連施設368箇所において、 順次測定を開始することと致しました。学校や保育園などでは既に側溝の清掃等を行っているところですが、万一ホットスポットの存在が確認された場合は、保護者の皆さんが安心してお子さんを通わせられるよう、適切な対応をして参る所存です。
夢ハチメール


1施設原則2か所でスタートした今回の測定。今日のホームページの結果

 これを見るとあまりにも測点が少なすぎ、園庭の中心と砂場だけではホットスポットを危惧し安全を確認した測定になっていないことは、今までの公園の測定結果を見ればわかる。

 さて、砂場と側溝などのホットスポットの除染基準が同じというのもおかしい。砂場が0.23μSv/hでは除染しないのだろうか・・・0.1μSv/hでも入れ替えないのだろうか・・・。
 ところで今教育関連施設を測っているこのDOSERAE2、以前北野台ながれの公園で 地上5㎝で0.21μSv/hの数値を測定した時、土壌検査でセシウム合計が14,450Bq/kgだった。
原子力災害対策本部が各省に通知で出している脱水汚泥の仮置きの下限数値は8,000Bq/kgだ。
 

2011年11月9日

機種比較(4) 参考:日立アロカメディカル TCS-172B

10月26日の八王子市の12か所測定で記録した値に、参考値として11月2日の八王子市の日立アロカメディカルTCS-172Bの値を比較した。

比較グラフ

日付が違うので、比較にはならないが参考までに。
両日とも天気は雨ではない。

2011年11月8日

八王子市教育施設測定と除染ガイドライン

八王子市教育施設測定の詳細と除染ガイドラインが今日出た。
第19回東日本大震災対策本部会議

【391箇所子供施設などの測定】
各施設、原則2ヶ所(校庭などの広場の中央と、砂場や排水升など)

   期間 11月8日~12月9日
・小学校70校 中学校38校
・保育園 幼稚園 (市立 17園、私立保育所72園、 認証保育所11園、私立幼稚園 31園)
・学童保育所 児童館  学童保育所公設 45 自主 2 児童館12)
・児童遊園70園  交通公園 2園
・保健施設6施設 無認可幼稚園4園 子ども家庭支援センター等11箇所




【除染ガイドライン】
市の目標線量  0.24μSv/hを超えた場合は除染
除染物資の仮置き場  北野下水道処理施設内に仮保管




 先日、『八王子・子供の未来を守る会』が市に教育施設などの測定について測点を増やすなど他5項目を要望したことについて、今日までに市の回答がでた。測点は2か所で市民、保護者の立ち会いはできないが、学校長の判断によりPTAや地域運営協議会の代表による立ち合いは可能である。測定器はDOSERAE2、今後測定を続けるかは測定結果次第。土壌検査は入っていない。明日からHPで結果を公表する。


11月10日八王子市HPに公開された
教育関連施設における放射線の測定に付いて


陣内やすこ八王子市議会議員のホームページ、放射能に関するまとめ で八王子市の放射線測定に関連する事項が一覧できる。

2011年11月3日

プレ市民測定会

実際に市民が使った地図と野帳
計測地:富士森児童遊園
年月日:2011年11月2日  
時間:10時~15時
天気:晴れ/無風

計測方法:機種にあった測定方法
計測高さ:地上5㎝  単位:
μsv/h 
最大値:鉄棒(小)、藤棚付近のコンクリートの上


【計測地背景】
先日、八王子市は教育施設368か所の測定を11月から開始すると決めたが、測定個所を増やしてほしいとの市民の要望にこたえられるのだろうか。今回は行政が測りきれないところを、市民で測ってしまおうという企画。一人で広範囲は計測しきれないので、多人数、多機種でどの程度効率が上がるのか、試してみた。今回は参加された方以外に、測定器を貸してくれた方のサポートで測定点が増え、また土壌検査結果も発表できたことを、深く感謝いたします。


【まとめ】
今日は10種から11種の測定器が集まった。4回同じ場所で測定し、機種のデータを取った。そのほかの測定は各自自由。マップに測定個所を記入してもらった。現地にいたお母さん方や、メールを見てきた方に参加していただきました。


【発見】 
  1. 低線量だと、機種によって誤差が出る。誤差をなくすために1か所で30分間測ることも現実難しい。(飽きてしまうと長続きしないと思う。)
  2. 合同測定は機種が多くなるとお互いが離れるため、誤差が出ると思う。
  3. 市民測定なので、これでできることを考えると、高濃度の発見には多機種、多人数は有効だと思う。約4時間で40か所は一人ではできない。慣れれば個所数はもっと増やせる。

【反省点】

①市の測定が11月からアロカのシンチレーションになって時間が変わったのでアロカと一緒に測れなかった。
  →次回からはないと思います。
②参加者の名前、連絡先、機種の情報を把握しきれなかった。
  →エントリーシートで解決します。
エントリーシートサンプル
③説明したり、測ったりで写真がほとんど取れていなかった。
  →1人は写真係も必要。
④後で合同で測るため、数値の高い個所にはマーキングが必要。写真を撮るのもよい。 ずれると数値が下がる。
⑤小さい子がいるお母さんは、プリピャチみたいな測定が長くて楽な機種ならいい?微妙・・・
⑥あまり手間をかけず、すべてマップに落としてもらおうと思ったが、測定個所が偏り、ダブっていたところもあった。
→マンタ方式を取り入れてみる。海底調査に使われる方法。決まった幅の内側を見る。歩くので幅は2mくらい?人数による。最後までいったら折り返す。これで漏れや、偏りが無くなる。緑の点が測定ポイント。


⑦広範囲といっても限界がある。
→八王子市の12か所定点測定の範囲がカバーできるくらい市民測定グループが地域にできることが理想。まずは町内会などに相談し近所で測定器を貸してくれる人たちとつながっていくことが大切。





【お母さんたちからの質問】
Q1やっぱり砂にセシウムが入っているんですか?
→入っていました。
砂場の前に貼り出した測定結果。この日も砂場は小さな子供がたくさん。八王子市は土壌検査はしていない。この検査は二宮さんのANNAで測ってもらった。

Q2この公園の線量はどうなんですか?
→他の公園を細かく測っていないから比べられないけど、新聞に出るような高濃度は今回は見つからなかった。

・・・他の公園で線量が低いところがあったら、そっちに行くだろうか?そう思うと早く線量の低い砂場を見つけるか、市に砂を入れ替えてほしい。



他にも放射線を測っている人たちのビラなど
八王子市が測定器を買わないので、市民が募金を集めて高価な線量計を買う。八王子市は現在の空間線量計も都から借りている。市は線量計をたったの一つも持っていない。先日土壌検査したANNAは二宮さんが友人と共同出資して購入した高価でプライベートな測定器で、快く測定していただきました。今回の測定料は現在八王子市民講座で測定器を購入するための寄付金になります。
現在までの寄付金の集計はこちら




【自由測定】
測定ポイントマップ・測定値

40か所近い測定ができた。当初はメッシュで全体を測ろうと思っていたが、メッシュだと高濃度の所が落ちるという考えが出たことから、遊具の下と、気になるところを自由に測った。


【課題】
 カラーで一目でわかるように分布マップを作れるといいのだけど、そこまで機種のデータがないのではっきりしない。ある程度集まった機種を決めて測ったほうが集計しやすい。

 一番改善しなきゃいけないところは楽に集計、見やすい地図。地図で数値分布が分かってしまうのがGISというソフト。それとGPSでマップに測定ポイントを自動的に落としてくれる。測定点の数値を入力すれば分布地図が出来上がる。
 
 お金ないのでマンパワーでもいい。これで今後どこに気をつけて測定、掃除すればよいかが一目了然になると思う。20人集まって一人5点、丁寧に測定し(時間が必要な測定器は、時間をかけてという意味)早い人は10点測定したら、数時間で100点以上測定できる。



【合同測定】
4か所は同じ個所で5㎝、1mの高さで測り、機種の比較をした。
市役所のポイント以外は数値の高い場所。
機種比較グラフ・測定値


【課題】
測定をもっとはっきり高低差のあるものでデータを取りたい。ラジウムボールなどの検体で段階的な濃度の数値を全機種で取れば、グラフにはっきりと出てきそう。機種ごとに共通色でレベル分けできればわかりやすい。


1.市役所ポイント5㎝ 

5㎝のPETボトルを切った輪台に乗せている。数が多すぎてお互いが50センチ離れる機種もある。


2.市役所ポイント1m
手に持って記録が取れないのでやっぱりざるに乗せた。    PETボトルのハニカムボードでも作ろうか・・・

  
3.コンクリートの上
コンクリートには砂と枯葉が集まっていた。水や風で吹きだまりになっている。他の場所より高い数値が出た


4.北側ブランコ
枯葉が集まっている。ここも高かった場所