年月日:2011年10月30日
時間:9時
天気:曇り/無風
土壌検査:SEA社製ANNA、食材用高感度NaI(TI)シンチレーション放射線検知器で1時間測定
セシウム134,137合計:94.13Bq/kg
空間線量計測方法:設置してから最初の1分10秒はカウントせず、次の5分間の数値を1分ごとに測定した。
計測高さ:地上5㎝、1m 単位:μsv/h
【計測地背景】
八王子市に市民測定室を作ろうとしている市民グループの一人、二宮さんが、友人と共同出資でプライベートで購入したANNA。この日は林洋子さんによるひとり語り-宮沢健二の東日本大震災復興支援公演があり、そこにANNAを持ってきてロビーで測定実演をしながら市民測定室の測定器購入のための募金活動をされていた。次回も募金活動として測定をしてくれるという。
日時 11月5日 11時~16時
場所 環境まちづくりNPOエコメッセ 風とみどりのマルシェ
測定料 500円以上/1検体 (測定室設立寄付になります)
予約が必要。電話042-649-8627、Email:shiro@snino.com(二宮)
詳細はこちら
【まとめ】
公園の砂場の空間線量と土壌のセシウム濃度を比較してみた。空間線量と土壌のセシウム濃度はどれくらい一致するのかは、もっとデータを集めないと何とも言えない。砂場は中央にコンクリートのオブジェがあり空間線量に影響があったかもしれない。
【発見】
80~100Bq/Kgはこの辺りでは一般的な汚染濃度だそうだ。
1.滑り台の下 8:50
最大値0.099 最小値0.086 平均値0.094 標準偏差0.005
2.滑り台の下 8:50
最大値0.090 最小値0.077 平均値0.082 標準偏差0.005
3.土壌検査の検体をとる
空間線量を測った場所の表層5㎝を採取。 |
4.食材用高感度NaI(TI)シンチレーション放射線検知器
パソコンにつないである状態 |
5.検体をケースに入れる
ケースに放射性物質が付着しないようにビニールに入れる。 |
6.ケース上面
中央が凸になっている。 |
6.ケース下面
中央は凹になっている |
7.検体である砂を入れる
凹凸の隙間が狭いので、指で詰めて隙間を埋めていく。空気が入ると正確な数値が出ないそうだ。食品などは細かく刻む必要がある。 |
8.口まで検体が詰まった
9.982g
10.液晶タッチパネルで重さを入力
11.鉛でできた検出器。
中央の検出器凸部にケースの凹部がはまるようになっている。 |
12.検体ケースをセットし
13.鉛のふたを閉める
14.1時間の検出時間で出た結果
94.13Bq/kg