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2012年2月22日

機種比較(5) 日立アロカメディカル TCS-172B

めじろ台2丁目のホットスポット測定をもとにRadiと八王子市のアロカTCS-172Bをグラフで比較した。


比較した元のデータ
除染前・・・2011年12月20日の立会測定
除染後・・・2012年1月23日、2月9日の立会測定

注:1月10日の市の除染se-8,9の数値に対するRadiの測定のみ1月11日。それ以外はすべて立会として同時に測っている。



Radi×アロカTCS-172B比較



12月20日除染前Radi×アロカTCS-172B×TERRA比較

2011年11月28日

砂場の砂、どうする?

文科省の調査からも中部、関東以北はほとんどの地域でセシウムの沈着が確認されている。

幼児たちが遊ぶ砂場、幼稚園などによっては普段から砂を入れ替え換えているとこともあるという。八王子市が行っている教育施設などの放射線の測定を見ると砂場で0.13μSv/h出ているところもある。少しでも子供の放射線被ばく量を下げる努力をするならば入れ替えることも必要なことだと思う。


 砂がどこで採取されて運ばれてくるのか調べてみた。独立行政法人産業技術総合研究所平成18年度骨材資源調査報告書によると都内や関東や福島より上の東北各地から陸路で運ばれてくるものと、船の運搬で九州四国などから運ばれてくるものがある。野菜のように産地が書いているわけではないので、そう簡単には判別できない。また震災前から外部に置いてあることなども考えると、測ってあるものを確認して買うのが一番早いだろう。

社団法人日本砂利協会に問い合わせてみた。(03-5283-3541)
Q: 協会で放射線を測っているか
A: 仕入れは組合が把握している。国に基準がないので協会としては測定をしていないが、独自に測定をしている業者はある。

東京には協会に登録している業者がないため、放射線の測定をしている大手2社を紹介してもらった。 
第一石産運輸(生産統括部:埼玉県熊谷)048-584-5695
Q: 幼稚園の砂場に使う砂など、放射線を測っているか。
A: 順に測定はしているが現在まで未検出、天然砂まで測定が終わっていない。25Bq/kg下限検出限界値の測定ではあるが、要望があれば測定して出荷できる。荷降ろし以外に入れ替え作業も要望があれば対応できる。


西部建材(生産部:埼玉県所沢)048-2991-3288
Q: 幼稚園の砂場に使う砂など、放射線を測っているか。 
A: 空間線量測定を外部機関に依頼した。測定結果はFAXで送信できる。ベクレルは検査していないが、検査のための少量の検体を譲ることはできる。
 FAXしてもらい確認した。検体の量は未確認。
  測定器:アロカTCS-161,SN 26R905 
  測定日:平成23年9月16日
   10回測定平均値  粗目砂 0.046μSv/h
              細目砂 0.048μSv/h
              バックグラウンド 0.045μSv/h

ちょっとこれでは判断しずらい・・・。まだ測定している業者は少ないという話だが、なるべく大手の業者には業界をリードしてもらいたいという思いも込めて、測定を希望する声を届けていけば業者も考えていくのではないだろうか。




 数値が変らないのであれば、洗浄することも考えられるのではないだろうか。雨水で流されてホットスポットができるくらいだから、緩やかでも水道水にさらせば数値は落ちそうな気がする。

2011年11月3日

プレ市民測定会

実際に市民が使った地図と野帳
計測地:富士森児童遊園
年月日:2011年11月2日  
時間:10時~15時
天気:晴れ/無風

計測方法:機種にあった測定方法
計測高さ:地上5㎝  単位:
μsv/h 
最大値:鉄棒(小)、藤棚付近のコンクリートの上


【計測地背景】
先日、八王子市は教育施設368か所の測定を11月から開始すると決めたが、測定個所を増やしてほしいとの市民の要望にこたえられるのだろうか。今回は行政が測りきれないところを、市民で測ってしまおうという企画。一人で広範囲は計測しきれないので、多人数、多機種でどの程度効率が上がるのか、試してみた。今回は参加された方以外に、測定器を貸してくれた方のサポートで測定点が増え、また土壌検査結果も発表できたことを、深く感謝いたします。


【まとめ】
今日は10種から11種の測定器が集まった。4回同じ場所で測定し、機種のデータを取った。そのほかの測定は各自自由。マップに測定個所を記入してもらった。現地にいたお母さん方や、メールを見てきた方に参加していただきました。


【発見】 
  1. 低線量だと、機種によって誤差が出る。誤差をなくすために1か所で30分間測ることも現実難しい。(飽きてしまうと長続きしないと思う。)
  2. 合同測定は機種が多くなるとお互いが離れるため、誤差が出ると思う。
  3. 市民測定なので、これでできることを考えると、高濃度の発見には多機種、多人数は有効だと思う。約4時間で40か所は一人ではできない。慣れれば個所数はもっと増やせる。

【反省点】

①市の測定が11月からアロカのシンチレーションになって時間が変わったのでアロカと一緒に測れなかった。
  →次回からはないと思います。
②参加者の名前、連絡先、機種の情報を把握しきれなかった。
  →エントリーシートで解決します。
エントリーシートサンプル
③説明したり、測ったりで写真がほとんど取れていなかった。
  →1人は写真係も必要。
④後で合同で測るため、数値の高い個所にはマーキングが必要。写真を撮るのもよい。 ずれると数値が下がる。
⑤小さい子がいるお母さんは、プリピャチみたいな測定が長くて楽な機種ならいい?微妙・・・
⑥あまり手間をかけず、すべてマップに落としてもらおうと思ったが、測定個所が偏り、ダブっていたところもあった。
→マンタ方式を取り入れてみる。海底調査に使われる方法。決まった幅の内側を見る。歩くので幅は2mくらい?人数による。最後までいったら折り返す。これで漏れや、偏りが無くなる。緑の点が測定ポイント。


⑦広範囲といっても限界がある。
→八王子市の12か所定点測定の範囲がカバーできるくらい市民測定グループが地域にできることが理想。まずは町内会などに相談し近所で測定器を貸してくれる人たちとつながっていくことが大切。





【お母さんたちからの質問】
Q1やっぱり砂にセシウムが入っているんですか?
→入っていました。
砂場の前に貼り出した測定結果。この日も砂場は小さな子供がたくさん。八王子市は土壌検査はしていない。この検査は二宮さんのANNAで測ってもらった。

Q2この公園の線量はどうなんですか?
→他の公園を細かく測っていないから比べられないけど、新聞に出るような高濃度は今回は見つからなかった。

・・・他の公園で線量が低いところがあったら、そっちに行くだろうか?そう思うと早く線量の低い砂場を見つけるか、市に砂を入れ替えてほしい。



他にも放射線を測っている人たちのビラなど
八王子市が測定器を買わないので、市民が募金を集めて高価な線量計を買う。八王子市は現在の空間線量計も都から借りている。市は線量計をたったの一つも持っていない。先日土壌検査したANNAは二宮さんが友人と共同出資して購入した高価でプライベートな測定器で、快く測定していただきました。今回の測定料は現在八王子市民講座で測定器を購入するための寄付金になります。
現在までの寄付金の集計はこちら




【自由測定】
測定ポイントマップ・測定値

40か所近い測定ができた。当初はメッシュで全体を測ろうと思っていたが、メッシュだと高濃度の所が落ちるという考えが出たことから、遊具の下と、気になるところを自由に測った。


【課題】
 カラーで一目でわかるように分布マップを作れるといいのだけど、そこまで機種のデータがないのではっきりしない。ある程度集まった機種を決めて測ったほうが集計しやすい。

 一番改善しなきゃいけないところは楽に集計、見やすい地図。地図で数値分布が分かってしまうのがGISというソフト。それとGPSでマップに測定ポイントを自動的に落としてくれる。測定点の数値を入力すれば分布地図が出来上がる。
 
 お金ないのでマンパワーでもいい。これで今後どこに気をつけて測定、掃除すればよいかが一目了然になると思う。20人集まって一人5点、丁寧に測定し(時間が必要な測定器は、時間をかけてという意味)早い人は10点測定したら、数時間で100点以上測定できる。



【合同測定】
4か所は同じ個所で5㎝、1mの高さで測り、機種の比較をした。
市役所のポイント以外は数値の高い場所。
機種比較グラフ・測定値


【課題】
測定をもっとはっきり高低差のあるものでデータを取りたい。ラジウムボールなどの検体で段階的な濃度の数値を全機種で取れば、グラフにはっきりと出てきそう。機種ごとに共通色でレベル分けできればわかりやすい。


1.市役所ポイント5㎝ 

5㎝のPETボトルを切った輪台に乗せている。数が多すぎてお互いが50センチ離れる機種もある。


2.市役所ポイント1m
手に持って記録が取れないのでやっぱりざるに乗せた。    PETボトルのハニカムボードでも作ろうか・・・

  
3.コンクリートの上
コンクリートには砂と枯葉が集まっていた。水や風で吹きだまりになっている。他の場所より高い数値が出た


4.北側ブランコ
枯葉が集まっている。ここも高かった場所

2011年10月30日

機種比較(3) 八王子市定点観測

久保山公園
計測地:八王子市定点観測12公園
年月日:2011年10月26日  
時間:9時~12時
天気:曇り/無風~風





【まとめ】八王子市の12の公園の定点観測、2班に分かれ市の値と比較してみた。

Radi、TA100U、TERRA-P+MKS-05は設置後5分以降1分間隔で5回測定。
DOSERAE2機種は設置後5分以降30秒間隔で5回~6回測定。
SOEKS01-mEcotesterは設置後5分以降10秒間隔で10回測定。
SOEKS01-mは設置後5分以降20秒間隔で10回測定。
SOEKS機種は平均値をセシウム換算した数値。
◆は八王子市のDOSERAE2 
注:マークがない個所は測り損じ





【発見】ガイガーカウンターはβ線を遮蔽したほうがよいかもしれない


【各機種比較】
北西コース:
落合公園、わくわくビレッジ、松竹農村公園、美山中央児童公園、鳥楢公園、清水公園


東南コース:
久保山公園、大和田河川敷広場、大塚公園、上柚木公園、宇津貫公園、富士森公園


比較グラフ・測定値




2011年10月26日

機種比較(2)

計測地:八王子市内建物内
年月日:2011年10月26日  
時間:14時
天気:曇り


【まとめ】八王子市内で他の機種と比較してみた。
全機種設置5分後から測定
SOEKS01-mEcotesterは10秒ごとに表示される数値、SOEKS01-mは20秒ごとに表示される数値から平均値を出し、セシウム換算した。他の機種は1分間隔で6回測定し、平均値を出した。
機種の解説は各自メーカーHPで確認されたい。ここでは省略する。

【発見】これだけいろんな機種が集まると数字もこれだけ変わる。


上段左上から
TERRA-P+ MKS-05    0.112μSv/h
SOEKS01-mEcotester  0.098μSv/h
Radi              0.095μSv/h
SOEKS01-m        0.132μSv/h
下段左から
DOSERAE         0.130μSv/h
Radi (Radimaru)      0.091μSv/h
TA100U           0.151μSv/h


測定数値はこちら

2011年10月25日

機種比較(1) 北野処理場測定

計測地:北野清掃工場周辺
年月日:2011年10月21日  
時間:9時
天気:曇り/無風~風


【まとめ】北野で合同測定した他の機種を集計して比較してみた。DOSERAEは設置後5分以降30秒間隔で5回測定
Radi,Mr.Gammaは設置後2分以降1分間隔で5回測定
SOEKSは電源ON後5分後をリアルタイムで10回測定
これらの平均値でグラフを作った。 
SOEKSは平均値をセシウムに換算してグラフにした。


【発見】機種によって幅はあるが全体的に大きく外れてはいないようだ。SOEKS01-mEcotesterは基本的な作りが違うようだが、βを拾う機種として参考になるのではないだろうか。さまざまな視点から見ることも大切なのだと思う。



機種比較グラフ・測定値・測定法

2011年10月12日

測定値の変動を確かめよう

Radiの取扱説明書15ページ
『実験5:測定値の変動を確かめよう』
をやってみた。

計測地:富士森児童遊園
年月日:2011年10月12日  
時間:12時
天気:晴れ/曇り
計測高さ:地上5㎝  単位:μsv/h 



【まとめ】
富士森児童公園での八王子市の定点観測地点を題材にしてRadiの実験をしてみた。八王子市職員が去られたあと、引き続き30分の標準偏差を出すため5分間測定からそのまま延長測定した。
標準偏差は5分間測定と変わらなかった。5分間測定を上回る最高値が24回目と25回目に出たので、最大値と平均値が上がった。




【発見】
5分測定も30分測定も大差はない?


最大値0.091 最小値0.069 平均値0.079 標準偏差0.005


測定数値