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2012年5月23日

食品検査 外食シリーズ① 松屋 八王子店

測 定 日 : 2012年5月23日
検    体 : 松屋八王子店 牛めし 並 3人前
場    所 : ハカルワカル広場
測 定 器 : ATOMTEX社製AT1320A

並のご飯はおよそ260g、おかずがおよそ100gとなっているので、3人前購入すればよい。



弁当はご飯とおかずに分けてくれるので、3人前のご飯とおかずをそれぞれ小分けにビニールに入れた。1050gになったので、50gのご飯を出して1000gとしで測定。ご飯はやわらかいので、容器に入れやすく隙間なく入る。ショウガは入れなかった。




  
測定結果はこちら12052305 



測定後、1.5人前ずつ分けて、完食!ちょっと多い!

輸入品の多い外食産業。松屋の産地については松屋HPで説明されている。国産のライスが気になるところではあったが検出せず、食べてよさそうだ。


前回は沖縄から送られた乾燥ライス8食分が734gになっていたので、未乾燥ライス3食分で780gであることは仕方ない。感度を上げるために乾燥工程で嵩が半分になるのはぜひ試したいところ。。。



外食シリーズでは気になる外食を、仲間とシェアして測定する企画。HY様、いつも素敵なお弁当を作って私におすそ分けしてくれていましたが、今回はジャンクフードに挑戦。測定料も折半して経済的。ちょっと一人500gは多いかな?


次回はコンビニおにぎりが気になるというスタッフさんと外食シリーズに挑戦。

・・・後日談 
測定器の精度で下限が10Bqということは10倍濃縮で測ったら100Bq出る?
 特に同じ産地のものを食べている給食は測定器の精度で年間のセシウム摂取量に相当誤差が出てしまう。一年分の牛乳や米の放射線を測るにはもう少し精度のよい測定器で測らないと近い数値は出てこない。







2012年5月16日

食品検査 : こんな測り方に挑戦・・・

ハカルワカル広場でライスを測った。。。

サンプル: 沖縄県の4店舗の弁当屋のライス8食分734g
採取時期: 2012年4月~5月

今回は遠方から依頼を受けての測定
 サンプルがとてもユニーク!

 弁当屋のライス
1店舗×2個を4店舗分。この状態で合計1730g(平均約220g)

バットに2食分づつ敷き並べる

食品乾燥機

乾燥するとこのように嵩が減ります

これをミルにかけます
粉になるまで砕きます。1730g→734gになりました。996gの減量


これが乾燥させたライス!
米って奇麗!

米粉の一歩手前状




乾燥濃縮させると、今回1食分のライスが約91gの計算なので、約11食分のライスが一度に測れます。だから1食が微量の放射線のものは11倍検出しやすいということになります。



売られている弁当屋のライスを乾燥させて量を減らし、
より多くのライスの量を一度に測る工夫がされている。
4つの袋に4店舗分を分け、どれが線量が高いか探すという、効率的なアイデア! スタッフさん『ムムム~どうかな~』








やっぱりビニールが余計なので、一度ライスを袋から出し、ビニールの重さを測る。きめ細かい対応をしてくれた。




ここがポイント!4店舗のライスを混ぜずに袋ごとマリネリ容器に詰めて行く・・・

ビニールの口を開けないと、なかなか詰まりにくい・・・指で詰め込んでいきます

なんだか・・・ビニールだらけで大丈夫だろうか・・・
測った1枚のビニールの重さ×4枚分を総重量から引き、734gになりました。ちょっと1キロに満たない。

ちょっと隙間が・・・

隙間が・・・箸を使ったらよかったかな・・・隙間があると誤差が出やすくなるので、検体はマリネリ容器の底から口までぴったり入るのが理想です。
ひららら~ん!切ったほうがいい?
量が少ない分、ビニールで納まっちゃった!これはちょっと誤差が大きそう・・・
はみビニ

測定結果は下記リンクの通り、未検出でした。
ハカルワカル測定番号12051603


もし、検出されていたら・・・
4店舗のライスのうち全部or1つが高いと判断して再測定すれば
多くても3回目の測定でどのライスが高いかわかる、
早く効率的に大きな危険は避けられるのでは、
というアイデアと勝手に理解しました。

なるほど~

これは、乾燥濃縮という工程で半日かかっているので、時間的にはかかってしまうかもしれませんが、4回4000円を1回1000円で測ったという効率賞!

細かく正確に出したほうがいいという意見もありますが、毎日の食事が4店舗の弁当屋という方には、試す価値がありそうです。 


私は外食が多いので、次回はHYさんとYG(吉牛)2食分をざっくり測ってみます。

拍手~パチパチ


なお、家庭のオーブンなどで真似しようとしましたが、半日オーブンをつけっぱなしという状態になったことで、壁の一部が炭になることが無きにしも非ずという指摘を受けたので、やめました。





2012年2月29日

食品検査(1) 八王子市民放射能測定室 ハカルワカル広場

以前紹介した市民で食品測定器を購入するために募金を募っていた市民グループが2012年1月29日八王子市に測定室を設立した。今日はその測定室で牛乳を測ってもらった。


計測地:八王子市民放射能測定室
ハカルワカル広場
年月日:2012年2月28日  
時間:13時
天気:くもり








食品:ロングライフ産地指定くじゅう高原牛乳1000ml(九州)

測定器:ATOMTEX AT1320A 
食品放射能(セシウム)スクリーニングシステム

測定時間:30分

測定結果:測定番号12022803の記載の通り
 













【測定手順】
測定室は完全予約制。記入事項があるので測定時間の15分前には到着するように。記入中に結果報告を受けている私の前のお客様。


測定依頼書に連絡先などを記入する。右は結果通知書、後で結果を記入してもらえる。

ボランティアの方々もこれを見ながらながれ作業で進めている。

病院のように整理された検査セット、市民科学者の知恵

測定準備開始・・・

ビニールを入れた状態で空のマリネリ容器の重さを測る。119g

中心の凹部分に検出器のセンサーがすっぽり入るような容器、これがマリネリ容器。こぼしてもいいようにプラスチックケースの中で注いる

1㌔容器なので1リットルの牛乳は口まで入る


ビニールの口はそのままで、重さを測る。1155g

測定器内部の凸部がセンサー部分

容器の凹部分がセンサー部分の凸にすっぽりハマる

鉛のふたを閉める


検体の準備完了。これ自体は100kg以上ある鉛の容器
接続されたパソコン画面に入力・・・TasksからプルダウンMeasurement・・・全部ボランティアスタッフがやってくれるので心配ない。。。

上から・・・測定時間:1800秒(30分)、測定番号:12022803(2012年2月28日第3回目)、重さ1036g(1155g-119g)、容器:マリネリ、検出するもの:ヨウ素・セシウム・カリウム、品目:産地指定くじゅう高原牛乳・・・のような事を入力。OKで測定開始

なじみのないグラフが下からじわじわ出現する。これが温度14.9℃の時のγ線エネルギー。温度や湿度でも変化する。

グラフの右に検出する項目が並んでいる。測定開始直後なので数字自体にはまだ意味はない。I-131(ヨウ素131)Cs-137、134(セシウム137,134)、K-40(カリウム40)・・・なぜカリウム?

測定時間・・・ただいま85秒/1800秒

セシウム134は横軸の605keVと795keVの位置に山がでる。山がないのでセシウム134は入っていない・・・このようにグラフを読む。


横軸795keV近辺、この緑の縦ライン辺りに山がないのでセシウム134はない。


セシウム137は横軸662keV近辺の位置に山がでる。山がないのでセシウム137は入っていない。


測定終了!横軸1461keVはカリウム40、約50Bq/Kg検出した山

結果はこのように画面に出ます。

ハカルワカル広場では測定器の性能を考慮して、検出の読み方をABCに分類している。この測定結果放射能濃度0.00Bq/Kg、誤差±0.00ではCs137は不検出Cに分類され、1000ccの牛乳なので10Bq/kg程度の検出限界値と読むそうだ。詳しくはボランティアスタッフが解説してくれる。


Cs134はこの測定結果放射能濃度<2.97Bq/Kg、誤差±2.36Bq/Kgより不検出Bに分類されるので検出限界値は放射能濃度の数値2.97Bq/Kgになる。

検出Aの説明。ちょっと分かりにくい。今回は検出しなかったので次回検出した画面をもとに聞いてみよう・・・
最初に記入した測定依頼書の半券にボランティアスタッフが解析結果を記入して領収書としてくれる。HPでデータは公表しているので他の人が測ったものも見れる。個人的にはメーカー、産地を詳しく公表してくれると今後の買い物に参考になる。

取材の為特別にデータを出してもらった。カリウム40を出す目的はバックグラウンドの考慮。グラフのラインにある山がカリウム40。詳しくはボランティアスタッフに聞いてみよう。
これが朝一番に測るチェックサンプル。毎日測るのは温度や湿度によってγ線の放出エネルギーが変化するため、測定器はバックグラウンドを考慮して解析してくれる。



測定終了!蓋をあけるとチーズになって・・・いませんでした!?

液体を測定するときは、持ち帰るPETボトルがあるといい

先ず検体が空間線量計で0.4μSv/h超える場合は測定をお断りしているそうだ。測定依頼書を記入する前に約3分スクリーニングしていた。ボランティアスタッフを被ばくさせてはいけない。