2011年10月12日

測定値の変動を確かめよう

Radiの取扱説明書15ページ
『実験5:測定値の変動を確かめよう』
をやってみた。

計測地:富士森児童遊園
年月日:2011年10月12日  
時間:12時
天気:晴れ/曇り
計測高さ:地上5㎝  単位:μsv/h 



【まとめ】
富士森児童公園での八王子市の定点観測地点を題材にしてRadiの実験をしてみた。八王子市職員が去られたあと、引き続き30分の標準偏差を出すため5分間測定からそのまま延長測定した。
標準偏差は5分間測定と変わらなかった。5分間測定を上回る最高値が24回目と25回目に出たので最大値と平均値が上がった。




【発見】
5分測定も30分測定も大差はない?


最大値0.091 最小値0.069 平均値0.079 標準偏差0.005


測定数値


富士森児童遊園

計測地:富士森児童遊園
年月日:2011年10月12日  
時間:11時~13時
天気:晴れ/曇り

計測方法:設置してから最初の1分10秒はカウントせず、次の5分間の数値を1分ごとに測定した。
計測高さ:地上5㎝  単位:
μsv/h 
最大値:0.133μsv/h No.6鉄棒(小)


【計測地背景】
八王子市の定点観測の公園のひとつ。
 市民球場、陸上競技場、テニスコート、フットサルなどと併設した児童遊園。近所にコンビニやレストランがある大きな公園。老若男女、常に人がいる。児童遊園は近所の保育園の遊び場になっており一般の児童と合わせて砂場、滑り台等で遊ぶ。


八王子市10月12日富士森公園測定結果





【まとめ】
八王子市職員が測っている同じ場所で計測し、その値をベンチマークとして周辺も測ってみた。今回はエクセルで数値をまとめて標準偏差も出してみた。

<Radi 取説15ページより引用>
※測定値は測定時の状況によってばらつき、何回も計測して平均値を求めることによって、真の値に近い値が求められます。
※標準偏差を計算することによって、1回ごとの測定値が真の値とどれくらい離れているかというバラツキの程度を求めることができます。
 <引用終わり> 

【発見】
大木の下の窪地には水が集まる?・・・大木は天然の樋?


測定数値



1.青い滑り台の下  11:42  晴れ 
最大値0.099 最小値0.081 平均値0.088 標準偏差0.006 





2.砂場  11:55  晴れ 
最大値0.100 最小値0.075 平均値0.087 標準偏差0.008 





3.黄色い滑り台の下  12:08  晴れ 
最大値0.068 最小値0.058 平均値0.063 標準偏差0.003 




4.うんてい  12:20  晴れ 
最大値0.088 最小値0.071 平均値0.079 標準偏差0.007 





5.市役所定点観測ポイント  12:36  晴れ 
最大値0.083 最小値0.069 平均値0.077 標準偏差0.005 
八王子市の定点観測ポイントです。市のすべての定点観測値は公園の1ヶ所のみで測っています。





6.鉄棒(小)  13:07  晴れ 
最大値0.133 最小値0.121 平均値0.125 標準偏差0.004 
高い数値の原因は、大木を伝った雨が鉄棒下のくぼ地に集まったのかもしれない。






7.鉄棒(中)  13:18  晴れ 
最大値0.098 最小値0.082 平均値0.088 標準偏差0.005 
鉄棒(小)との間は地面が盛り上がっており、高い数値の水は入らなかったのかもしれない。