2011年11月3日

プレ市民測定会

実際に市民が使った地図と野帳
計測地:富士森児童遊園
年月日:2011年11月2日  
時間:10時~15時
天気:晴れ/無風

計測方法:機種にあった測定方法
計測高さ:地上5㎝  単位:
μsv/h 
最大値:鉄棒(小)、藤棚付近のコンクリートの上


【計測地背景】
先日、八王子市は教育施設368か所の測定を11月から開始すると決めたが、測定個所を増やしてほしいとの市民の要望にこたえられるのだろうか。今回は行政が測りきれないところを、市民で測ってしまおうという企画。一人で広範囲は計測しきれないので、多人数、多機種でどの程度効率が上がるのか、試してみた。今回は参加された方以外に、測定器を貸してくれた方のサポートで測定点が増え、また土壌検査結果も発表できたことを、深く感謝いたします。


【まとめ】
今日は10種から11種の測定器が集まった。4回同じ場所で測定し、機種のデータを取った。そのほかの測定は各自自由。マップに測定個所を記入してもらった。現地にいたお母さん方や、メールを見てきた方に参加していただきました。


【発見】 
  1. 低線量だと、機種によって誤差が出る。誤差をなくすために1か所で30分間測ることも現実難しい。(飽きてしまうと長続きしないと思う。)
  2. 合同測定は機種が多くなるとお互いが離れるため、誤差が出ると思う。
  3. 市民測定なので、これでできることを考えると、高濃度の発見には多機種、多人数は有効だと思う。約4時間で40か所は一人ではできない。慣れれば個所数はもっと増やせる。

【反省点】

①市の測定が11月からアロカのシンチレーションになって時間が変わったのでアロカと一緒に測れなかった。
  →次回からはないと思います。
②参加者の名前、連絡先、機種の情報を把握しきれなかった。
  →エントリーシートで解決します。
エントリーシートサンプル
③説明したり、測ったりで写真がほとんど取れていなかった。
  →1人は写真係も必要。
④後で合同で測るため、数値の高い個所にはマーキングが必要。写真を撮るのもよい。 ずれると数値が下がる。
⑤小さい子がいるお母さんは、プリピャチみたいな測定が長くて楽な機種ならいい?微妙・・・
⑥あまり手間をかけず、すべてマップに落としてもらおうと思ったが、測定個所が偏り、ダブっていたところもあった。
→マンタ方式を取り入れてみる。海底調査に使われる方法。決まった幅の内側を見る。歩くので幅は2mくらい?人数による。最後までいったら折り返す。これで漏れや、偏りが無くなる。緑の点が測定ポイント。


⑦広範囲といっても限界がある。
→八王子市の12か所定点測定の範囲がカバーできるくらい市民測定グループが地域にできることが理想。まずは町内会などに相談し近所で測定器を貸してくれる人たちとつながっていくことが大切。





【お母さんたちからの質問】
Q1やっぱり砂にセシウムが入っているんですか?
→入っていました。
砂場の前に貼り出した測定結果。この日も砂場は小さな子供がたくさん。八王子市は土壌検査はしていない。この検査は二宮さんのANNAで測ってもらった。

Q2この公園の線量はどうなんですか?
→他の公園を細かく測っていないから比べられないけど、新聞に出るような高濃度は今回は見つからなかった。

・・・他の公園で線量が低いところがあったら、そっちに行くだろうか?そう思うと早く線量の低い砂場を見つけるか、市に砂を入れ替えてほしい。



他にも放射線を測っている人たちのビラなど
八王子市が測定器を買わないので、市民が募金を集めて高価な線量計を買う。八王子市は現在の空間線量計も都から借りている。市は線量計をたったの一つも持っていない。先日土壌検査したANNAは二宮さんが友人と共同出資して購入した高価でプライベートな測定器で、快く測定していただきました。今回の測定料は現在八王子市民講座で測定器を購入するための寄付金になります。
現在までの寄付金の集計はこちら




【自由測定】
測定ポイントマップ・測定値

40か所近い測定ができた。当初はメッシュで全体を測ろうと思っていたが、メッシュだと高濃度の所が落ちるという考えが出たことから、遊具の下と、気になるところを自由に測った。


【課題】
 カラーで一目でわかるように分布マップを作れるといいのだけど、そこまで機種のデータがないのではっきりしない。ある程度集まった機種を決めて測ったほうが集計しやすい。

 一番改善しなきゃいけないところは楽に集計、見やすい地図。地図で数値分布が分かってしまうのがGISというソフト。それとGPSでマップに測定ポイントを自動的に落としてくれる。測定点の数値を入力すれば分布地図が出来上がる。
 
 お金ないのでマンパワーでもいい。これで今後どこに気をつけて測定、掃除すればよいかが一目了然になると思う。20人集まって一人5点、丁寧に測定し(時間が必要な測定器は、時間をかけてという意味)早い人は10点測定したら、数時間で100点以上測定できる。



【合同測定】
4か所は同じ個所で5㎝、1mの高さで測り、機種の比較をした。
市役所のポイント以外は数値の高い場所。
機種比較グラフ・測定値


【課題】
測定をもっとはっきり高低差のあるものでデータを取りたい。ラジウムボールなどの検体で段階的な濃度の数値を全機種で取れば、グラフにはっきりと出てきそう。機種ごとに共通色でレベル分けできればわかりやすい。


1.市役所ポイント5㎝ 

5㎝のPETボトルを切った輪台に乗せている。数が多すぎてお互いが50センチ離れる機種もある。


2.市役所ポイント1m
手に持って記録が取れないのでやっぱりざるに乗せた。    PETボトルのハニカムボードでも作ろうか・・・

  
3.コンクリートの上
コンクリートには砂と枯葉が集まっていた。水や風で吹きだまりになっている。他の場所より高い数値が出た


4.北側ブランコ
枯葉が集まっている。ここも高かった場所

2011年11月1日

土壌検査(1)ANNA

計測地:富士森公園
年月日:2011年10月30日  
時間:9時
天気:曇り/無風


土壌検査:SEA社製ANNA、食材用高感度NaI(TI)シンチレーション放射線検知器で1時間測定
セシウム134,137合計:94.13Bq/kg


空間線量計測方法:設置してから最初の1分10秒はカウントせず、次の5分間の数値を1分ごとに測定した。
計測高さ:地上5㎝、1m  単位:
μsv/h 



【計測地背景】
八王子市に市民測定室を作ろうとしている市民グループの一人、二宮さんが、友人と共同出資でプライベートで購入したANNA。この日は林洋子さんによるひとり語り-宮沢健二の東日本大震災復興支援公演があり、そこにANNAを持ってきてロビーで測定実演をしながら市民測定室の測定器購入のための募金活動をされていた。次回も募金活動として測定をしてくれるという。

日時 11月5日 11時~16時
場所 環境まちづくりNPOエコメッセ 風とみどりのマルシェ
測定料 500円以上/1検体 (測定室設立寄付になります)
予約が必要。電話042-649-8627、Email:shiro@snino.com(二宮)
詳細はこちら


【まとめ】
公園の砂場の空間線量と土壌のセシウム濃度を比較してみた。空間線量と土壌のセシウム濃度はどれくらい一致するのかは、もっとデータを集めないと何とも言えない。砂場は中央にコンクリートのオブジェがあり空間線量に影響があったかもしれない。


【発見】
80~100Bq/Kgはこの辺りでは一般的な汚染濃度だそうだ。


1.滑り台の下  8:50   
最大値0.099 最小値0.086 平均値0.094 標準偏差0.005 


2.滑り台の下  8:50   
最大値0.090 最小値0.077 平均値0.082 標準偏差0.005 





3.土壌検査の検体をとる
空間線量を測った場所の表層5㎝を採取。






4.食材用高感度NaI(TI)シンチレーション放射線検知器
パソコンにつないである状態






5.検体をケースに入れる
ケースに放射性物質が付着しないようにビニールに入れる。




6.ケース上面
中央が凸になっている。



 6.ケース下面
中央は凹になっている



 7.検体である砂を入れる
凹凸の隙間が狭いので、指で詰めて隙間を埋めていく。空気が入ると正確な数値が出ないそうだ。食品などは細かく刻む必要がある。



8.口まで検体が詰まった




 9.982g





10.液晶タッチパネルで重さを入力






11.鉛でできた検出器。
中央の検出器凸部にケースの凹部がはまるようになっている。




12.検体ケースをセットし





13.鉛のふたを閉める 



14.1時間の検出時間で出た結果
94.13Bq/kg

2011年10月30日

機種比較(3) 八王子市定点観測

久保山公園
計測地:八王子市定点観測12公園
年月日:2011年10月26日  
時間:9時~12時
天気:曇り/無風~風





【まとめ】八王子市の12の公園の定点観測、2班に分かれ市の値と比較してみた。

Radi、TA100U、TERRA-P+MKS-05は設置後5分以降1分間隔で5回測定。
DOSERAE2機種は設置後5分以降30秒間隔で5回~6回測定。
SOEKS01-mEcotesterは設置後5分以降10秒間隔で10回測定。
SOEKS01-mは設置後5分以降20秒間隔で10回測定。
SOEKS機種は平均値をセシウム換算した数値。
◆は八王子市のDOSERAE2 
注:マークがない個所は測り損じ





【発見】ガイガーカウンターはβ線を遮蔽したほうがよいかもしれない


【各機種比較】
北西コース:
落合公園、わくわくビレッジ、松竹農村公園、美山中央児童公園、鳥楢公園、清水公園


東南コース:
久保山公園、大和田河川敷広場、大塚公園、上柚木公園、宇津貫公園、富士森公園


比較グラフ・測定値




2011年10月26日

機種比較(2)

計測地:八王子市内建物内
年月日:2011年10月26日  
時間:14時
天気:曇り


【まとめ】八王子市内で他の機種と比較してみた。
全機種設置5分後から測定
SOEKS01-mEcotesterは10秒ごとに表示される数値、SOEKS01-mは20秒ごとに表示される数値から平均値を出し、セシウム換算した。他の機種は1分間隔で6回測定し、平均値を出した。
機種の解説は各自メーカーHPで確認されたい。ここでは省略する。

【発見】これだけいろんな機種が集まると数字もこれだけ変わる。


上段左上から
TERRA-P+ MKS-05    0.112μSv/h
SOEKS01-mEcotester  0.098μSv/h
Radi              0.095μSv/h
SOEKS01-m        0.132μSv/h
下段左から
DOSERAE         0.130μSv/h
Radi (Radimaru)      0.091μSv/h
TA100U           0.151μSv/h


測定数値はこちら

2011年10月25日

機種比較(1) 北野処理場測定

計測地:北野清掃工場周辺
年月日:2011年10月21日  
時間:9時
天気:曇り/無風~風


【まとめ】北野で合同測定した他の機種を集計して比較してみた。DOSERAEは設置後5分以降30秒間隔で5回測定
Radi,Mr.Gammaは設置後2分以降1分間隔で5回測定
SOEKSは電源ON後5分後をリアルタイムで10回測定
これらの平均値でグラフを作った。 
SOEKSは平均値をセシウムに換算してグラフにした。


【発見】機種によって幅はあるが全体的に大きく外れてはいないようだ。SOEKS01-mEcotesterは基本的な作りが違うようだが、βを拾う機種として参考になるのではないだろうか。さまざまな視点から見ることも大切なのだと思う。



機種比較グラフ・測定値・測定法

2011年10月23日

Thanks for visiting

Hello, I'm Radimaru, a radiation detector who live in west suburb in Tokyo. 

Today, I want to thanks to all of you who tried to read my blog written in Japanese.
I think you understood the meaning of the photos.


I am mostly detecting in Hachioji city which has a population of more than 550,000, the largest city in Tokyo. It's located about 155 miles (250km) from Fukushima Daiichi plant.
Why should I had to do this, was because detecting radiation became essential for citizen here. The government has been monitoring radiation in Shinjuku ward and other regions all over in Japan. The monitoring posts had been built during the time of the cold war in 1960's. But this month, they're going to build eight more monitoring posts in Tokyo including Hachioji city. That would be great, but it doesn't help much.

The radioactive materials stay everywhere around and it's gathering particular place call "hotspot" or "microspot". It sounds like the hotspot was used for larger area about kilometer and the microspot means less than few meter area like under the drain. So it stays like many dots in everywhere in the city, and the government couldn't find it so far. When Hachioji municipal came to detect after a reporting from citizen who found the micro spot where was detected 0.38 microsieverts per hour with her DOSERAE2, I thought they did fine until I wonder where do they bring that contaminated mud.

"3.99 microsieverts per hour at the school detected by citizen" I saw the news on T.V. about in Adachi ward Tokyo. The working group from municipal came to the school, took out the polluted soil, put it into the huge strong plastic bag, then dug a hole in the school property and they buried it.


The latest article is about a waste water treatment property in Hachioji city. They have been dehydrating and burning the substances from the waste water to reduce its amount. But after the working group had found in Fukushima that the ashes in the waste was contaminated. The Nuclear Safety Commission had decided to stop using the ashes for recycle cement since June. They are suspending until it reduce the contamination and allow to use diluted with amount of concrete. Now municipal have to store that tons of ashes at the storehouse in their property and they are no where to go. Also the Commission has made a rules that the ashes less than 8,000 becquerels of radioactive caesium per kilogramme is allowed to leave without distance from land border between private land or bury it with certain treatment (a plastic bag?) even if it's beneath the residential area or the farm land.

Thus the municipal has been monitoring it since then. They monitor the gas emitted from chimney, the water after treated, the ashes after reducing process and the air at the four monitoring points inside their property. The results are on the Hachioji official web site and it says non detect in the gas and water, but around 6,000 becquerels of radioactive caesium per kilogramme are still in the ashes. And the radiation in the air near the storehouse is little bit higher than the other places.
Consequently, they stopped monitoring water since they couldn't detect any caesium and iodine end of July. According to Hachioji official data, they are perfectly excluded caesium during the reducing process.
Meanwhile 129 becquerels of radioactive strontium per kilogramme of  with another 39,012 becquerels of radioactive caesium per kilogramme had been found from a roadside ditch in Yokohama- same 155 miles from Fukushima Daiichi plant. It was reported in Yokohama official web site on 14th October. The government has been saying "it won't fly that far." so that only fell on Yokohama other than Fukushima.
Not only strontium but also there are no information of other hundreds of radioactive materials from the Fukushima Daiichi plant when it exploded and rained in Tokyo. Yokohama city will ask to the government to broad the survey area in the outside of 62-mile (100km) from the power plant.
Hachioji city has been checking only those three radioactive materials at the drinking water, waste water, and incinerator property by the order from the government, so that municipals other than Fukushima is really depend on volunteering act to survey their area.


Thanks for reading with my poor English and Japanese blog.
I'll be very happy if you give me any comments.


I found here an article on the guardian, much easier to read for you...

2011年10月21日

北野清掃工場周辺

計測地:北野清掃工場周辺
年月日:2011年10月21日  
時間:9時
天気:曇り/無風~風

計測方法:合同測定のため設置してから最初の2分はカウントせず、次の5分間の数値を1分ごとに測定した。
計測高さ:地上5㎝、1m  単位:
μsv/h 
最大値:0.135μsv/h No.4北地点外、第1保管場所入口側


【計測地背景】
浅川放流口
山田川放流口



  










ここで市内の汚水を浄化し、上澄みは浅川へ放流。沈殿物は脱水、焼却処理している。焼却灰は再利用されていたが、今は引き取る業者がなく、倉庫に積まれている。施設内の測定はできなかったが、八王子市の測定点に近い敷地外を測定した。敷地内には余熱利用施設、あったかホールを併設しており室内プール、喫茶店など多くの市民が利用する。
焼却汚泥に大量のセシウムの検出がある。水質、脱水汚泥は7月で検査終了。水質、煙突からのガスともに放射性物質は不検出となっている。
下水処理場しくみ、市の測定結果はこちら↓ 
八王子市ホームページ 下水処理における放射能等測定結果
 
八王子市の定点観測地点は東西南北4か所。焼却灰保管場所は2か所ある。今回測定地点は赤で書いた6か所。
 


【まとめ】
やはり市の測定結果と同じく、焼却灰の保管場所の近辺は数値が高い。


【発見】
こんな小さい倉庫でいつまでもつの?


1.正門前  9:55
5cm;最大値0.118 最小値0.110 平均値0.114 標準偏差0.003
  1m;最大値0.107 最小値0.090 平均値0.097 標準偏差0.006



2.南地点外  10:15
5cm;最大値0.107 最小値0.105 平均値0.106 標準偏差0.001
  1m;最大値0.104 最小値0.084 平均値0.094 標準偏差0.007
市の定点観測である南地点のフェンスの外。5㎝は3回測定して電池が切れたので、3回の集計。



3.東地点外  10:58
5cm;最大値0.117 最小値0.107 平均値0.111 標準偏差0.004
  1m;最大値0.095 最小値0.075 平均値0.086 標準偏差0.007
市の定点観測である東地点のフェンスの外



4.北地点外(倉庫入口側)  11:13
5cm;最大値0.135 最小値0.117 平均値0.127 標準偏差0.007
  1m;最大値0.113 最小値0.103 平均値0.107 標準偏差0.004
市の定点観測である北地点のフェンスの外。焼却灰が保管されている第一保管場所の入口側



5.北地点外(倉庫奥側)  11:13
5cm;最大値0.120 最小値0.109 平均値0.114 標準偏差0.004
  1m;最大値0.109 最小値0.096 平均値0.103 標準偏差0.005
市の定点観測である北地点のフェンスの外。焼却灰が保管されている第一保管場所の奥側。シャッターの小さな窓から、ブルーシートに包まれたものが見える。




6.あったかホール池の前  12:04
5cm;最大値0.094 最小値0.083 平均値0.086 標準偏差0.004
  1m;最大値0.083 最小値0.066 平均値0.076 標準偏差0.006
子供がよく遊ぶ池。今は台風被害のため近寄れない




今日の測定機種はこのほかにSOEKSが2台。 
中央はキッチンタイマー


2011年10月20日

道路集水桝

計測地:めじろ台東公園近く道路集水桝
年月日:2011年10月20日  
時間:10時
天気:曇り/風

計測方法:設置してから最初の1分10秒はカウントせず、次の5分間の数値を1分ごとに測定した。
計測高さ:地上5㎝  単位:
μsv/h 
最大値:0.135μsv/h No.1 坂の下集水桝①


【計測地背景】
東斜面の谷部、上り坂から水が集まる集水桝


【まとめ】
グレーチングで蓋がしてあるので危険性は少ないが、野球ボールで遊ぶと側溝にボールが落ちて、集水桝の蓋を開けることになる。特に坂や行きどまり、壁は使いようでボール遊びに最適。


【発見】
こんなところはどこにでもあるが、自治体によって測定に派遣する基準値が違うのが興味深い。八王子市はまだ決めていない。国が決めていないから、という言い訳はすぐに通用しなくなるだろう。




1.坂の下グレーチング①  9:59   
最大値0.135 最小値0.121 平均値0.127 標準偏差0.004





2.坂の下グレーチング②  10:07   
最大値0.116 最小値0.104 平均値0.109 標準偏差0.005

 

めじろ台東公園

計測地:目白台東公園 
年月日:2011年10月20日  
時間:9時
天気:曇り/風

計測方法:設置してから最初の1分10秒はカウントせず、次の5分間の数値を1分ごとに測定した。
計測高さ:地上5㎝  単位:
μsv/h 
最大値:0.099μsv/h No.2土管の中心


【計測地背景】
あまり児童はいないようだ。休みの日にはグラウンドで地域の野球チームが練習する。


【まとめ】
遊具の近くだけ測った。今までの測定でグラウンドが最高値を出したことがないので、今回は省いた。


【発見】
土管の中が低くない。




1.滑り台の下  9:42   
最大値0.085 最小値0.073 平均値0.079 標準偏差0.004 




2.土管の中心  9:48   
最大値0.099 最小値0.083 平均値0.088 標準偏差0.005




2011年10月18日

八王子市の放射線測定に対する問題点



東京都から新たにシンチレーションサーベイメータ(日立アロカメディカル社 TCS-172B)が23区の保険所及び保険所政令市(八王子市・町田市)に各1台貸与されることになった。 これにより日立アロカメディカル社製を使用し、週1回市内12か所の定点観測を続ける。また既存のDOSERAE2、2台を用い教育施設等(小・中学校、幼稚園、保育園、学童保育所・児童館・児童公園・交通公園)368施設を対象に、11月より1回限り、順次測定を実施する。
 
八王子市が動き出した。第18回東日本大震災対策本部会議
市がどのように教育施設の測定を進めるのか
現在の測定を参考に問題点を整理してみた。


八王子市の放射線測定に関する事項は東日本大震災対策本部会議で決定されている。

 
 
【現在の測定状況】 

八王子市のホームページ
 
・・・この情報だけでは見えてこないもの
①測定12か所、各々の測定ポイントはどこ?
②測定ポイントの地面の状態は(アスファルト、芝、土、砂、くぼ地?)
③測定値は公園内の最大?最小?平均? 他は測ったの?
④測り方に疑問
⑤測る目的に疑問 
⑥空間線量しか測らずに安全と言えるのか。
 
 
 
①②について12か所の八王子市測定ポイント写真

落合公園(高尾町)  砂の上


 
 
わくわくビレッジ(川町)  砂の上




 
 
松竹農村公園(下恩方町)  野原の土の上



 
 
美山中央児童遊園(美山町)  砂の上







鳥栖公園(川口町)  野原の土の上




 
清水公園(犬目町) 砂の上



 
 
 
久保山公園(久保山町二丁目)  土の上
遊具から離れたグラウンド中央


大和田河川敷広場(大和田町三丁目)  砂の上
遊具がない河川敷の公園。人がいない・・・
 
 
大塚公園(松が谷)  土の上
遊具に近いが、なぜか滑り台の下ではない

 
 


上柚木公園(上柚木二丁目) Tさん、写真提供ありがとうございました! 
測定台がある場所が市のポイント

遊具からかなり離れたグラウンド中心近く。子供は砂場にる。



宇津貫公園(七国六丁目)  土の上
近所の方、写真募集します。







富士森公園(台町二丁目)

子供がたまるのは左の砂場、滑り台など
枯葉混じりの砂の上










③測定ポイントは公園内の最大値?最小値?平均値?
 市の測定ポイントは公園内の最大値ではないことは、富士森公園の測定からわかった。10月12日市の測定日に測った中で最大値0.133μsv/hが鉄棒の下で出ているが、市の定点ポイントは約半分の数値だった。



④測り方に疑問
 DOSERAE2の数値が他の計器に比べて変動が少ないうえ、5㎝と1mの比較ではっきりと変化が出ていないので感度に疑問がある。
 最初の5分は数値安定のために計測していないが、その後の2分間を30秒間隔で測っている。5分に1回の間隔をくり返さずに真の値に近い数値が出るのか疑問がある。
 木の角材に載せて雨の日に測っているのはどうなのだろう。







⑤測る目的に疑問
 これだけホットスポットが都内で出ていながら、同じようなみず道を調査せず、比較的低い数値が出るところしか測らないのは、危険を除去する目的ではないのか。子供の遊具の近くで測っていない。




⑥空間線量しか測らずに安全と言えるのか。
 相模原市の空間線量と土壌セシウム含有量が必ずしも一致していない件、北野台の土壌検査でヨウ素が検出された件、周辺の影響を受けやすい空間線量計の限界。調査数が少なくて傾向がはっきりしない。







【教育施設の新たな測定にたいする不安】
東京新聞10月18日31面
 昨日17日に足立区の学校の雨どい下で3.99μSv/hが区民により発見された。区は7月に教育施設の調査を終えていた。定点だけでなく局所的に線量が高い場所の調査や対処法を早急に考えたいとしている。
 上にあげた問題点がある中、八王子市は同じ測定器DOSERAE2で1回きりの測定を11月から開始する。同じやり方ならば校庭の中心を2分間、感度が疑わしい計器で測って安全を確認することになる。
 8月19日に八王子市教育委員会は『掃除しているので汚染は見つからないはず』と、話していた。










【市民の立ち会いで効率化】
東京新聞10月18日28面
 北野台ながれの公園で、仲野敦子さんが事前に空間線量を測り、土壌調査をして汚染がわかった件。
 市は新たな調査には積極的ではないが、除染の対応は早かった。市職員のことを考えると、事前に市民がプレ調査して職員と短時間で汚染地を確認し、除染に時間をかけてもらうほうが早いという考え方もある。しかし線量計を持っていない市民としては高性能の測定器で市にすべて測ってほしいと思うのは当然だ。
 八王子市職員も大変だと思う。DOSERAE2は八王子市役所に二つしかない。現在、環境部環境保全課職員は12ヶ所の公園を4人で測っている。DOSERAE2は11月からそれぞれの教育施設の所管部に貸与される。11月から年末までの平日は40日程度、368校は毎日測っても一日約10校ペースで測らないと終わらない。たとえ中心を一か所測っても足立区の様なケースが増えていくと、再度市民から高性能器での測定要望は出てくるだろう。何度も無意味な測定をするより、除染を目的にした測定に切り替えてほしい。いずれにしても市が測定スケジュールをオープンにしてくれないと、市民も対策がとれない。早く解決するには両者の歩み寄りが必要かもしれない。



【何度も測る必要性】
 八王子市ホームページの測定結果には天気の表示がないが、定点観測の数値が10月5日に上がっているのは雨だったから。1週間後の12日に数値は戻っている。流れてどこかにたまっていると考えると、樋の下は一度掃除しても風向きと雨で再び上がっているかもしれない。





【日立アロカメディカル社製TCS-172Bの測定】
 現在の公園12か所の定点観測はこの機種に変更することによって数値が低くでるのではないだろうか。もしそうでもそこで安堵しないでほしい。高いところはその場所ではないのだから。
 高性能機種を上記のような定点観測に使う八王子市の目的がよくわからない。







【八王子市長への申し入れ】
 現在市民グループ『八王子・子どもの未来を守る会』が11月からの市の測定方法について、17日に市長に要望書を提出した。協議は下記の予定。保護者をはじめ多くの市民に来てもらえるよう声をかけている。

日時:10月24日 12時40分
場所:八王子市市役所玄関前(雨天の際は建物内ロビー)集合
連絡先E-mail:mamorou.kodomo8@gmail.com 
代表 仲野敦子・高橋亜由美・縄井千乃


<以下10月17日付け要望書より抜粋> 

  1. 現在市内12箇所の公園の測定している簡易測定器(DoseRAE2)ではな く、高精度の空間放射線測定器(日立アロカメディカル社製TCS-172Bなどと同精 度の機器)の使用
  2. 敷地内の測定箇所については校庭の中央などではなく、特にマイクロ ホットスポットの可能性のありそうな場所(雨樋の下、地形が低く雨水などが流 れ込みやすい場所、排水溝・側溝の周辺、落ち葉が溜まったり苔の生えそうな場 所など)を教職員や保護者によって選定して行う。1箇所に限らず、可能なかぎり 複数箇所を測定 
  3. 数値の高い場所が確認された際には専門機関へ土壌検査を依頼し、核 種(放射性ヨウ素131、放射性セシウム134及び137、ストロンチウム等)の分析を 行うと同時に除染を行うこと 
  4. 全測定値を速やかに市ホームページで公表すること 
  5. 市内測定スケジュールの公表及び保護者や近隣住民による立会い 
  6. 測定は今回一度限りと限定せず、今後も未発見のマイクロスポットを見つけ る目的で定期的に行うこと