2011年11月10日

脱水汚泥で砂遊び?

黒須市長の11月1日のメルマガ『夢ハチメール』より抜粋・・・
本市の空間放射線量は、測定開始以来、低い数値で安定していますが、側溝などでは雨により集められた放射性物質により、周辺よりも高い数値を示す、いわゆ るホットスポットの存在も危惧されています。こうした現状を踏まえ、本市では今月から市内小中学校、幼稚園、保育園など教育関連施設368箇所において、 順次測定を開始することと致しました。学校や保育園などでは既に側溝の清掃等を行っているところですが、万一ホットスポットの存在が確認された場合は、保護者の皆さんが安心してお子さんを通わせられるよう、適切な対応をして参る所存です。
夢ハチメール


1施設原則2か所でスタートした今回の測定。今日のホームページの結果

 これを見るとあまりにも測点が少なすぎ、園庭の中心と砂場だけではホットスポットを危惧し安全を確認した測定になっていないことは、今までの公園の測定結果を見ればわかる。

 さて、砂場と側溝などのホットスポットの除染基準が同じというのもおかしい。砂場が0.23μSv/hでは除染しないのだろうか・・・0.1μSv/hでも入れ替えないのだろうか・・・。
 ところで今教育関連施設を測っているこのDOSERAE2、以前北野台ながれの公園で 地上5㎝で0.21μSv/hの数値を測定した時、土壌検査でセシウム合計が14,450Bq/kgだった。
原子力災害対策本部が各省に通知で出している脱水汚泥の仮置きの下限数値は8,000Bq/kgだ。